|
木星観測情報 |
|
|
大きさが地球の11倍、質量は約318倍の太陽系最大の惑星である木星が、 2009年8月15日に衝を迎え観望の好機となります。 猪名川天文台では、8月から2月中旬ごろまで、木星を観ることができます。 木星は、今年は6月16日の留からやぎ座を逆行しており、8月15日の衝を経て、 10月13日の留まで逆行が続きます。その後、再び順行します。 木星は、およそ−2等でひときわ明るく輝いていますので、南の空にすぐに見つけることができるでしょう。 ![]() 【図1】木星の見える位置 【木星表面の縞模様】 木星は、太陽系最大の惑星ですので、小望遠鏡でも容易に木星面の 平行な縞模様や大赤斑を確認することができます。 さらに、大口径になると模様をより一層細かく見ることができます。 また、木星の自転周期が約10時間ということもあり、刻々と時間の経過に伴っていろいろな 縞模様などを楽しむことができます。時間をかけて観測されることをお勧めいたします。 ![]() 【図2】木星表面の縞模様 【ガリレオ衛星】 木星には、61個の衛星が見つかっているそうですが、その中でも有名なのは天文学者ガリレオが 発見したことからガリレオ衛星と呼ばれている4個の衛星です。 そのガリレオ衛星、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストは、小望遠鏡や双眼鏡でも たやすく見ることができます。 毎日位置をめまぐるしく変える衛星の変化を追ってみるのも観察の楽しみひとつです。 ぜひ、観察してください。 ![]() 【図3】ガリレオ衛星 ![]() 【図4】図2の時のガリレオ衛星を木星の北極側から見たときの位置 ガリレオ衛星は、木星の周りを回っていることから、木星の前や後を通過して見えなくなったり、 木星の上に影を落としたり、時には衛星が衛星を隠したり、衛星の影に他の衛星が入ったりと 実にさまざまな現象を見せてくれます。 図2の木星の写真には、右手前の衛星ガニメデの影が木星の本体に黒く映っていいるのがわかります。 このような衛星の小さな影が木星の表面に映し出される現象も頻繁に観測することができます。 |